こんにちは。お久しぶりです。プランナーの仲谷です。いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。「ブログ読みましたよ!」とお客様から言われると少し恥ずかしくなる半面、うれしい気持ちになりますね。先月、FOR Uには新しいスタッフが加わりました。この状況の中、少しでも多くのお客様に“結婚式っていいんだよ”という思いを、代表の廣瀬をはじめ、私たちプランナーの思いを伝えていければなと思います。
新型コロナウィルスが感染拡大し、緊急事態宣言という不要不急の自粛モードが世の中に広まってから1年という月日が流れました。結婚式を挙げたいと思うけれど、どうなるかわからないから決断できない…と不安な方も、1年経った今でもまだ多いのではないでしょうか。
どんどん感染者数も増えて、まん延防止等重点措置から緊急事態宣言に代わり、GWから飲食店の規制も厳しくなるな中で、それでも「挙げたい」という思いで一緒に式を創り上げたお客様がうれしいことに3組いらっしゃいました。一組一組に強い思いがあって創り上げた式なので、内容に関しては記事を分けてご紹介をさせていただきます。
昨年の4月から決めていただいていたお客様がいらっしゃいました。新規の説明会の時にお話をしていて、新婦様の性格と私の性格がすごく似ている部分があり、会話が盛り上がったことを今でも覚えています。早くに日程を決め、招待するゲストの人選や準備も順調に進み、お打ち合わせを重ねていく中で、私が今までしてきたことだったり、おふたりの家族のこと、おふたりの出会い、結婚しようと思ったきっかけなどたくさんのお話をさせていただきました。
おふたりの結婚式のテーマは「ご縁」でした。まさにおふたりらしいテーマ。素敵なパーティーにしていきましょうと言っていた最中で3度目の緊急事態宣言。そして「宴席でのお酒の提供禁止」という要請が出てしまいました。そして予定していたゲストからの欠席連絡も相次ぎ、参加人数も減っていく一方。良くないことがどんどん起こっていく中で新婦様からは、「すごく豪華なランチ会になりそう!」と前向きな言葉が出てきました。一番辛いのはおふたりのはずなのに、それでも挙げたいという思いを強く感じました。本当ならおふたりに寄り添い、助けないといけないはずの私がおふたりの言葉に助けられていました。
色々なことが本番当日までありましたが、テーマにしている「縁」という見えないモノを大切にしてきたからこそ、おふたりは決して式を挙げるということをあきらめませんでした。後日おふたりから送られてきた当日の写真には、家族3人の笑顔。ご友人の笑顔など、ほんとにたくさんの笑顔があって、「あきらめずに本当にやってよかったって思います。仲谷さんが開催することに対してずっと応援してくれたことがうれしかった」とおっしゃってくださいました。この言葉を聞けただけでも私はすごく幸せでした。
何があってもあきらめないこともそうですが、起こったことを受け入れることも人生では必要で、なおかつ、出会いというのはご縁があって成り立つものということを再確認させてもらいました。人数が多くなくても、たとえ、お酒がなかったとしても、「結婚式」は成り立つということがわかりました。
結婚式を挙げることに対して悩まれている方は、まだたくさんいらっしゃるかと思います。最終的に開催の判断をするのはおふたりではありますが、私たちはお二人の気持ちに寄り添います。少しでも後悔を減らしてほしいという気持ちが私の素直な思いです。本当におめでとうございました。