こんにちは!プランナーの岩井です。11月の担当パーティーも無事当日を迎えることができ、今年の担当パーティーは残り1パーティーとなりました。こんな状況だからこそ結婚式当日を無事に迎えられる喜びを感じる日々です。今日は10月11日に担当させていただいたおふたりについて書こうと思います。
この日に担当させていただいたおふたりは元々別の会場でご成約されていたお客様でした。その会場では友人がプランナーをしていて、ある日電話があり「相談したいことがあって・・・いろんな事情で働いている会場が閉店してしまうから、担当しているお客様の結婚式をプロデュースしてほしい」という内容でした。もちろん喜んで担当はさせていただきたいけど、私たちが決めることではありません。最終決定されるのはお客様です。なので「一度お客様と会ってお話がしたい」と伝え、おふたりとお会いすることになりました。
説明会当日、本当だったら不安になったり不満がでてしまうのが当たり前な状況なのに、おふたりはすごく前向きで私がプランの説明をしているときもすごく楽しそうに聞いて下さっていて、その日におふたりの結婚式をお願いしてくれることが決まりました。パーティー後この日の話をおふたりと話していた時「会場がなくなってしまうと言われた時は少しびっくりしたけど、こうして担当してくれるプランナーさんや会場をすぐに紹介してくれたので不安はなかったです。」とおっしゃっていました。
準備期間はすごく順調に進んでいき、進行を決める決断やパーティーで使う手作りアイテムの完成もすごく早くスムーズだったので、お打ち合わせではプライベートのお話やおふたりが出会った時のお話など結婚式以外のお話もたくさんしました。私はこの時間をすごく大事にしています。もちろん結婚式のことを決めるのは大前提ですが、いろんなお話をすることでパーティーで実現できそうなアイデアが生まれたり、おふたりの本当の想いを聞けたりとプラスになることしかありません。プランナーとお客様だけど、いい意味でこの関係をなくせるのはこの時間をどれだけ作れるかだと私は思います。
こうして順調に進んでいた準備期間ですが、当日まで残り1週間というときにやってきた"台風"。ただでさえコロナウィルスで不安な中、台風までやってきておふたりの不安はさらに大きくなっていたと思います。毎日、天気の情報・台風の情報を連絡しあう1週間でしたが、何とか台風は逸れてくれて無事に当日を迎えることができました。
大好きな人たちに囲まれて楽しそうに笑っているおふたりをみることが出来て、本当に嬉しかったです。そして、パーティーでは当日まで新婦様には秘密にしていた職場の方からのサプライズがありました。いろんな想いが溢れて涙を流す新婦様。その姿を笑顔で見つめる新郎様。そんなおふたりの姿をみて、本当に素敵なおふたりの担当をさせていただけて幸せだなと思いました。
当日を迎えるまで、会場変更・コロナウイルス・台風と不安になること続きだったと思いますが、いつでも前向きで明るいおふたりとのお打合せがすごく楽しかったです。パーティー後、おふたりからいただいたお手紙に「いろんなことがあったけどそのおかげで岩井さんに担当してもらえたのでよかったです」と書いて下さっていて、ウェディングプランナーになってよかったなと改めて感じる日になりました。