いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。プランナーの仲谷です。日が沈むのも早くなり、ここ最近では夜も涼しい風が吹き始めました。やっと秋らしくなってきて過ごしやすくなってきたのではないでしょうか。季節の変わり目ですので、体調管理にはお気を付けください。
私はこの夏、2組のお客様を担当させていただきました。2組とも今年の春に予定していたのですが、新型コロナウィルス感染拡大のため、延期を決断されました。“延期”ということは、新郎新婦のおふたりが苦渋の決断をした結果だと思います。ですが、この夏担当した2組のお客様がパーティー後に「延期してよかった!」と、口をそろえておっしゃっていただきました。共通したことがあったので、今日はその理由をお話させていただきます。
2組とも梅田にある「THE PLACE」で二次会をプロデュースさせていただきました。本来であれば、挙式・披露宴の後に同じ日で行う予定だったのですが、緊急事態宣言が発令し、「酒類提供の禁止」や「20時までの時短営業」のため、『遠方のゲストがいらっしゃることなどを考慮すると別日に開催したほうがいい。』となり、延期をすることとなりました。また、延期日程を挙式・披露宴の実施後に決めたことで、挙式・披露宴ではできなかったことを二次会で実現することができました。
1組は挙式・披露宴で「弾き語り」を生演奏する予定だったのですが、緊急事態宣言のため、弾き語りをした映像を流すことになってしまいました。そこで2次会では生演奏の弾き語りを行っていただき、さらには、新郎より新婦へ歌のサプライズを披露することができました。
もう1組はというと、見学会に来られた際にお話をしていた内容は、新郎新婦共通の友人が多く参列されるため、『2次会らしく、パーティー中に流したい曲で「ビンゴゲーム」をしてみんなで盛り上がりたい。』というでした。しかし挙式・披露宴での演出が多くなってしまい、思っていた以上にゲストの皆様と写真も撮れず、話もできなかったのが悔しかったという思いから、二次会は「歓談メイン」という内容にガラリと変更しました。
この2組は、延期をしなければわからなかったことがあり、また、当日に2次会を行っていたとしてもあっという間に1日が過ぎていたと思います。挙式・披露宴から日が空いてしまうので緊張感を保つことはなかなか難しいですが、後悔のないパーティーができたからこそ「延期してよかった。」という言葉が出てきたのだと思います。
まだまだ、結婚式や二次会を開催するかどうか悩まれている方はたくさんいらっしゃると思います。せっかく開催をしたいという気持ちがあるのであれば、後悔のないパーティーにしてほしいと私は思っています。この状況下の中、後悔をゼロにすることは難しいかもしれません。ですが、少しでも後悔を少なくすることで「やってよかった。」という言葉が出てくるのではないかなと思いますし、「やってよかった。」と思ってもらえるようなパーティーを一緒に創っていきたいと思います。