こんにちは!プランナーの岩井です。ご挨拶が遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。昨年は誰も想像していなかった年になり、本当に大変な1年でしたね。たくさんの方が困難な状況に陥ったと思いますが、結婚式業界も大打撃でした。私たちFOR Uは3月28日から9月19日までの約半年間はパーティーがない状態で、今自分たちが結婚式のプロデュース以外にできることを考えたり、お客様のためにできることを考えたりとスタッフで話し合う機会が多かった半年だったなと思います。そんな状況の中で始めたことの一つがカメラ。友人・先輩・後輩といろんな方が撮影練習に協力してくれて勉強を続けている日々です。今日は12月に撮影した際のことを書こうと思います。
撮影した写真を私個人のインスタに投稿しているのですが、その写真を見て専門学校時代の同級生から「専門の時の後輩で結婚式の前撮りをしてほしいという子がいる」という連絡がありました。今までは家族やお子様の写真撮影が多かったので、結婚式の前撮り撮影と聞いて少し不安もありましたが、こんな機会はないので撮影を引き受けることにし12月に撮影をしました。撮影時のヘアメイクは、その連絡をくれた同級生がすることになりました。その子は大阪の式場でヘアメイクさんとして働いていて、学校に通っていた頃は何か行事がある度に一緒に挑戦していた仲。今でも定期的に連絡を取りいろんなことを一緒に挑戦していますが、今回また新しい挑戦を一緒にできて嬉しかったです。
撮影をお願いしてくれると決まってから撮影日程やロケポイントの決定のために連絡を取り合い、あっという間に当日を迎えました。ヘアメイクをしてから室内での撮影をした後、ロケーションフォトへと向かいました。最初のうちは慣れない撮影に新郎様の顔が少し硬い表情でしたが、コミュニケーションを少しずつとっているうちに自然と柔らかい表情に変わっていったので、良い写真がたくさん撮れました。夕方になるにつれどんどん寒くなってきて、後輩が薄いワンピースを着ていたので心配していましたが「結婚式のためなら頑張れます!」と震えながらでも妥協をしない後輩の姿を見て"結婚式に対する想い""やると決めた想いの強さ"をすごく感じました。
きっとこれは結婚式も同じです。新郎新婦様は「結婚式をしよう」と決めて、会場見学や説明会へ行き「ここで挙げたい」「この人に任せたい」という強い想いをもってご成約して下さると思います。なのに、新型コロナウィルスの影響で予定通り結婚式を開催するのが難しくなり「このまま開催するのか」「延期にするのか」「キャンセルにするのか」の判断をしないといけない。強い想いを持っていたからこそ、この判断は簡単なことではないはず。私たちは昨年、このような悩みを抱える新郎新婦様とたくさんお話してきましたが、この判断が正解というのはずっとないままです。ただ1つ言えるのは、一緒に考え、おふたりが出した決断に私たちは精一杯向き合っていきたいと思っています。
まだまだ油断できず悩む日々が続きますが、一日でも早く皆さんの結婚式が無事開催できることを祈っています。そして、前撮り撮影をさせてくれた後輩の結婚式も無事開催できますように。
撮影したお写真を何枚かピックアップしましたのでよかったらご覧ください↓