こんにちは!いつもブログをご覧いただきありがとうございます。プランナーの仲谷です。2021年も残すところわずかとなりました。今年のほとんどがコロナの影響で緊急事態宣言下になり、結婚式の開催について悩まれた新郎新婦さんがほとんどではないのでしょうか?2022年は多くの新郎新婦様が式を挙げる決断ができることを願うばかりです。
さて、今日は10月にフォトウェディングをプロデュースさせていただいたことを書こうと思います。今回のおふたりは知り合いといっても学生時代、アルバイト先でお世話になった店長夫婦で、私に接客のノウハウを教えてくださった恩師のようなおふたり。本来であれば10年前に入籍をして式を挙げる予定だったのですが、諸事情によりできませんでした。そこで娘さんより結婚10周年のお祝いとして何かできないかと私に相談の連絡が来ました。
奥様から去年の秋頃に「ウェディングドレスが1回でもいいから着たいんだよね」と直接相談もあったので、今回この話が来た時に自分のように嬉しくなりました。プロデュースを行っていく上でまずしなければならなかったのは旦那様の説得からでした。(笑)恥ずかしがり屋さんで、結婚式のような華やかなものが苦手なタイプの旦那様。おふたりで話し合っていただき、最終的に私と旦那様で話し合った結果、フォトウエディングをすると決めてくださいました。
まずは会場探しから。「外で行うのは恥ずかしいから、スタジオや館内が良い。そしてレトロで、シックな感じのところで行いたい」とのご希望があり、大阪市内でレトロでシック、そして写真撮影ができるところを探しました。大阪にはいくつか「有形文化財」に登録されているところがあり、その中でも北浜にある「生駒ビルヂング」が候補に上がりました。おふたりと一緒に見学に行き、会場に着いた瞬間からすごく気に入ってくださり、すぐにここでの開催が決まりました。
会場が決まった後はカメラマンと会場を再訪し、ロケハンを行い、さらにはドレス選びの同行、アイテムのアドバイスをし当日を迎えました。
当日までの打合せで出てきた内容が「お父さん、お母さんにも見てもらって式みたいなことがしたい」ということでした。奥様の親御様は遠いところで暮らしていますが、旦那様の親御様は大阪在住のため参加することが可能でした。せっかくなので家族、そして仲の良い友人も立会人として招待をし、小さな結婚式を開催することになりました。
和装も洋装もすごく似合っていました。たまにふざけ合ったりしながら、おふたりらしい雰囲気に包まれての写真撮影が続きました。そして小さな人前式では、娘さんからのサプライズムービーで感動し、素敵なフォトウェディングとなりました。
終わった後、旦那様から「10周年記念のプレセント」ということで、ネックレスのプレゼント。とっても嬉しそうな奥様。
おふたりからは「ほんとにありがとう。ゆーり(アルバイト時代の呼び名)がいてくれたからここまでできた。今日はたくさんの愛をもらって、すごく幸せ」とあたたかいお言葉をいただいて、お世話になったおふたりの幸せな時間のお手伝いができて本当によかったなと思いました。また、学生時代にお世話になった文を、少しばかり恩返しができたかもしれません。
思いや気持ちがあればきっと何でもできます。
コロナ禍で結婚式を諦めていた新郎新婦様もいらっしゃると思いますが、ぜひ相談だけでもしてみてください。もしかすると、願っていたことが叶うかもしれません。叶えることができるよう私たちプランナーも全力を尽くします。