こんにちは。プランナーの石川です。いつもブログを読んでいただきありがとうございます。あっという間に11月。最近は少し寒くなってきましたので、体調にはくれぐれもお気を付けくださいませ!本来ならばウエディングのシーズンである秋。今年もコロナウイルスの影響により、いつもよりは担当パーティーも少なかったです。それでも3組の担当パーティーを無事に開催することができました。全て素敵なパーティーとなりましたが、その中でも特に印象に残った担当パーティーについて書かせていただこうと思います。
おふたりからお問い合わせをいただいたのは2019年8月。舞洲でアウトドアウェディングを検討しているとのことでした。初めは特に何も決まっておらず、一度相談に来ていただきました。お会いし色々とお話をさせていただいた結果、FOR Uにプロデュースをお願いしていただくことになりました。
2019年の12月頃からお打合せを開始し、順調に準備も進んでいきました。年明けに初めてコロナウィルスのニュースが出ましたが、この頃はまだそこまで何とも思わず普通に過ごしていました。そして忘れもしない2020年4月。緊急事態宣言が全国に発令されてしまいました。私たちも初めての経験で何も分からないまま、キャンセルや延期の連絡をたくさんいただき、毎日気が滅入る日々を過ごしていたのを今でも鮮明に覚えています。
このおふたりもそうでした。ご職業柄、開催するのが難しくなり、同じ年の秋に延期をすることに。きっと秋には落ち着いているだろうと、希望を捨てずに一緒に準備を進めてきたものの、コロナウィルスはなかなか落ち着いてくれません。そして2021年の5月へと再延期を決断されました。ただでさえ大変なのに、さらに襲い掛かってくるコロナウィルスのおかげで、おふたりもピリピリとした時期もありました。この頃から、いつも元気だった新婦様も段々と元気がなくなる様子がはっきり分かる時もありました。『それでも絶対に開催しましょう!』と、3人で準備を進めてきました。
ある日、新婦様からの突然の電話が。「このままいけば、キャンセルも視野に入れています」と。この連絡をいただいた時は、私も本当に辛かったのを覚えています。ただ私は、おふたりが決断することに寄り添うことしかできず悔しいし寂しいと思う反面、仕方ないとも思ったりで。でもやっぱり正直なところはキャンセル料の計算すら心苦しく、毎日やるせない日々を過ごしていました。
そんな中、2021年10月に延期日を決定し、「ここでもう無理ならあきらめます」と連絡をいただき、3人で再出発しました。キャンセルになるかもしれないと思いつつも、この時期からは不思議と今まで以上に一致団結し準備を進めているような気もしていました。この期間にも再び緊急事態宣言が発令され、どうなるかも分からないまま準備を進めました。おふたりも相当辛い思いをされてきたと思います。
しかし苦労されてきたのを神様は見ていたのか、奇跡が起きました。緊急事態宣言が解除されたとともに、感染者数も減ってきたのです。ここからは「開催する方向でお願いします!」と言っていただき、私も正直ホッとしました。そしてやっと困難を乗り越えて迎えた当日。天候も申し分のない晴天。おふたりもスタッフも心から喜びました。3回もの延期を経て迎えることができた当日は、本当に素晴らしいものでした。
当日の様子はパーティーレポートをご覧いただければと思います。
パーティーレポートはこちら→☆★☆★☆
おふたりからも「結果、3回延期して良かった!」と、笑顔で言っていただけて本当に嬉しかったです。大変なこともたくさんありましたが、結果的に素晴らしい1日をおふたりと過ごすことができ、とても幸せでした。約2年間本当にありがとうございました!(たぶん過去最長の準備期間です。笑)
最後に、私事ではございますがご報告がございます。現在絶賛妊娠中で12月にママになる予定です。ひとまず11月から産休と育休をいただきます。このブログに書いているパーティー当日もお腹がつっかえてほとんど何もできず、スタッフやパーティーに携わっていただいているパートナーの皆様にご迷惑をおかけしながらの開催でした。でも何の心配もなく、安心して任せることができました。さすがウチのチーム、最高です!そんな最高なスタッフ皆と創り上げた素晴らしい1日。またタカラモノのような日がもう1つ私に増えました♡